シナリオが使用可能なキューブには内部目的のCellPropertiesディメンションがありますが、このディメンションはデータ・エクスポートに含まれていて、エクスポートされたデータのロード時に考慮する必要があります。 また、エクスポートされたデータの使用時にサンドボックス・ディメンションの動作を理解することが重要です。
シナリオが使用可能なキューブからデータをエクスポートする際の考慮事項は、次のとおりです。
- Webインタフェースのジョブ・ページを使用して、シナリオが使用可能なキューブからデータをエクスポートする場合、結果のデータ・ファイルにはCellPropertiesディメンションの3つのメンバー(EssValue、EssStatusおよびEssTID)がすべて含まれます。 これらの列を消去しないでください。
- エクスポートからのデータ・ファイルには、ユーザーの選択(レベル・ゼロのデータ、すべてのデータまたは入力データ)に基づいて、キューブに物理的に格納されているデータが含まれています。
- 値がサンドボックスで変更されている場合、サンドボックスの値はエクスポート内に含まれるようになります。
- エクスポートされたデータをサンドボックスにロードするには、CellPropertiesの3つのメンバーすべて(EssValue、EssStatusおよびEssTID)の値がデータ・ファイルに存在する必要があります。