ESSBASESERVERHOSTNAME
ESSBASESERVERHOSTNAME構成設定は、EssbaseエージェントとEssbaseサーバーのコンピュータ・ホスト名、およびEssbaseアプリケーション・プロセスが実行される場所を指定します。
構文
ESSBASESERVERHOSTNAME server_name
ここで、server_nameはEssbaseアプリケーション・プロセスが実行されるホストの名前です。ESSBASESERVERHOSTNAMEは、デフォルトで現在のサーバーを使用します。
説明
ESSBASESERVERHOSTNAMEはEssbaseアプリケーション・プロセスが実行されるホストを識別します。値は有効なホスト名であり、コンピュータに割り当てられたIPアドレスにマップされている必要があります。
ノート
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ESSBASESERVERHOSTNAMEを使用して、複数のインスタンスが同じホスト上で実行されている場合に、Essbaseおよびアプリケーションがリスニングするネットワーク・インタフェース・プロバイダを制限できます。
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クライアントの動作は、必ずしもこの構成設定に関連付けられていません。たとえば、MaxLクライアントは、この構成設定に関係なく、デフォルトとして常にローカル・ホストを使用します。
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レポート・ライターで、レポート上でESSBASESERVERHOSTNAME値を表示できます。たとえば、レポート・ライターの{Mask}コマンドで*MACHINE置換値を使用して、ESSBASESERVERHOSTNAME値をサーバー名として表示できます。
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クラスタ環境では、クラスタの両方のノードからIPアドレスにアクセスできる必要があります。
例
ESSBASESERVERHOSTNAME essbase_server1