EXCEPTIONLOGOVERWRITE
EXCEPTIONLOGOVERWRITE構成設定は、Essbaseが既存の例外ログを上書きするか、新しい例外ログを作成するかを指定します。
構文
EXCEPTIONLOGOVERWRITE TRUE | FALSE
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TRUE—Essbaseは既存の例外ログを上書きします。
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FALSE—Essbaseは既存の例外ログを維持し、例外ごとに新しいログを作成します。これはデフォルトです。
説明
EXCEPTIONLOGOVERWRITEでは、Essbaseが既存の例外ログ・データを上書きするか、例外状態ごとに新しい例外ログを作成するかを指定します。例外ログ名は、通常、log00001.xcp
です。
EXCEPTIONLOGOVERWRITEがFALSEの場合、次のようになります:
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Essbaseは、前のログを上書きするのではなく、新しいログを作成します。
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後続のログは順番に番号が付けられます。たとえば、
log00001.xcp
が存在する場合、次のログはlog00002.xcp
というファイル名になり、その次はlog00003.xcp
のようになります。
Essbaseの例外ハンドラは、次のようにテキスト・ファイルでローカル・ディスクの例外ログに情報を書き込みます:
-
サーバーがクラッシュすると、ログは<Essbase Path>で指定されたディレクトリに書き込まれます。
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アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名が不明の場合、ログは<Application Directory>で指定されたディレクトリの
app
サブディレクトリに書き込まれます。 -
アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名がわかっている場合、ログは
<Application Directory>/app/app1
などの適切なアプリケーション・ディレクトリに書き込まれます。 -
アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名とキューブ名の両方がわかっている場合、ログは
<Application Directory>/app/app1/cube1
などの適切なキューブ・ディレクトリに書き込まれます。
Essbaseのディレクトリの場所の詳細は、Essbaseプラットフォームの環境の場所に関する項を参照してください。
例
EXCEPTIONLOGOVERWRITE FALSE