OUTLINECHANGELOG
OUTLINECHANGELOG構成設定では、Essbaseアウトライン変更の履歴を記録できます。リビジョン履歴には、必要に応じて変更をロールバックするために使用できる情報が表示されます。
構文
OUTLINECHANGELOG TRUE | FALSE
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TRUE—Essbaseはアウトラインの変更をファイル
database_name.olg
にログ記録します。 -
FALSE—Essbaseはアウトラインの変更をログ記録しません。これはデフォルトです。
説明
OUTLINECHANGELOGをTRUEに設定すると、Essbaseはすべてのアウトラインの変更をファイルdatabase_name.olg
にログ記録します。
各データベース(キューブ)には、キューブ・ディレクトリに別個のアウトライン変更ログ・ファイルが含まれています。
アウトライン変更ログのデータ形式は次のとおりです:
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アウトライン変更の日時
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変更を加えたユーザーの名前
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ユーザーが加えた変更のタイプ
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加えた変更のタイプを記述する詳細
ノート
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再構築時、Essbaseは、すべての更新がアウトライン変更ログに加えられるまで、アウトライン変更情報をメモリーに保持します。アウトライン変更ログをオンにすると、特に数百以上のメンバーのディメンションの構築後に、再構築のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
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アウトライン変更ログのサイズを設定するには、OUTLINECHANGELOGFILESIZEパラメータを使用します。
例
OUTLINECHANGELOG TRUE