QUERYBOTTOMUP
QUERYBOTTOMUP構成設定を使用して、Essbaseの式計算のボトムアップ問合せ処理をアクティブ化します。ハイブリッド・モードでは、これにより、計算に必要な共通部分が識別され、問合せ時間が入力データ・サイズに比例するようになり、問合せ時間が最適化されます。
構文
QUERYBOTTOMUP TRUE | FALSE
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TRUE—問合せはボトムアップ・モードで実行され、式キャッシュに比較的小さい入力データ・セットがある場合に依存性の分析が解決されます。
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FALSE— デフォルト・オプション。問合せの実行はトップダウンです。
説明
より高速な式を実行するためにハイブリッド・モードのアプリケーションのキューブを最適化するには、QUERYBOTTOMUPをTRUEに設定します。
次の両方がtrueの場合、ハイブリッド・モードのパフォーマンスのチューニング用に、この使用方法をお薦めします:
- 問合せのパフォーマンスの問題が発生している
- 式が複雑で多数のディメンション間操作またはIF/ELSE文が含まれている
複雑な式によって、疎の場合に(比較的小さな入力データ・セットが含まれている)、式キャッシュが大きくなる可能性があります。QUERYBOTTOMUP TRUEを使用すると、問合せをボトムアップ・モードで実行することが強制され、式キャッシュが疎の場合に依存性の分析がより効率的に解決されます。
例
QUERYBOTTOMUP TRUE
関連項目
@QUERYBOTTOMUP計算関数に関する項