QUERYRESULTLIMIT
QUERYRESULTLIMIT構成設定では、Essbase MDX問合せまたはグリッド・クライアント問合せで取得できる結果セルの最大数を変更できます。これを使用して、問合せの結果ボリュームを制限します。
構文
QUERYRESULTLIMIT [appname [dbname]] n
appname - オプション。指定したアプリケーションに問合せの結果制限を適用します。appnameを指定する場合、nの値も指定する必要があります。指定しない場合、EssbaseはQUERYRESULTLIMITを無視します。アプリケーションを指定しない場合、データベースを指定できず、問合せの結果制限はサーバー上のすべてのアプリケーションおよびデータベースに適用されます。appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、問合せの時間制限は指定したアプリケーションのすべてのデータベースに適用されます。
dbname—オプション。appnameおよびnとともに使用する必要があります。使用しない場合、サーバーはQUERYRESULTLIMITを無視します。dbname、appnameおよびnを指定する場合、問合せの結果制限は指定したデータベースにのみ適用されます。
n—0から231の整数値は、問合せが返すことをサーバーで許可される問合せの結果セル数を指定します。
デフォルト値は1000000 (1M)です。
説明
問合せがQUERYRESULTLIMITを超えると、Essbaseは問合せを終了し、エラー・メッセージを返します。
この設定を使用して、問合せの結果ボリュームを制限し、非常に多数の結果セルが返されるときに、問合せが停止しないようにします。
QUERYRESULTLIMIT構成は、集約ストレージ(ASO)データベースおよびブロック・ストレージ(BSO)データベース(ハイブリッド・モードのデータベースを含む)に適用されます。
例
QUERYRESULTLIMIT Sample Basic 100000
100,000個のセルをSampleアプリケーションのBasicデータベースへの問合せで返される結果セルの最大数として設定します。
QUERYRESULTLIMIT 150000
終了する前に問合せが返すことができるセルの最大数として150,000個のセルを設定します。問合せの結果制限は、この構成に対応するEssbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびデータベースに適用されます。