RESTRUCTURETHREADS
RESTRUCTURETHREADS構成設定では、Essbaseキューブの並列再構築を有効にし、使用するスレッド数を指定できます。
RESTRUCTURETHREADS構成は、ブロック・ストレージ(BSO)データベースにのみ適用され、集約ストレージ(ASO)データベースには適用されません。
構文
RESTRUCTURETHREADS [ appname [ dbname] ] n
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appname—アプリケーション名。アプリケーション内の1つまたはすべてのキューブに対して並列の再構築を有効にするためのオプションのパラメータ。
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dbname—データベース(キューブ)名。個々のキューブに対して並列の再構築を有効にするためのオプションのパラメータ。このパラメータはappnameと組み合せて使用する必要があります。
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n—並列の再構築で使用するスレッド数。デフォルトは1です。
ノート
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値
xxxxx
を使用して、任意のアプリケーションまたはキューブ引数に対してすべてを指定します。次に例を示します。RESTRUCTURETHREADS xxxxx Basic 2
Basicキューブで任意のアプリケーションに対して並列の再構築を有効にします。
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存在しないアプリケーションまたはキューブの設定は無視されます。
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ほとんどのシステムに対してアプリケーションのRESTRUCTURETHREADSを2 (最大値は4)に設定し、アプリケーションがExalyticsで実行される場合は4 (最大値は8)に設定することをお薦めします。変更した後で、計算および再構築のパフォーマンスを確認します。
例
RESTRUCTURETHREADS Sample 2
2つのスレッドを指定し、Sampleアプリケーションのすべてのデータベースに適用します
RESTRUCTURETHREADS Sample Basic 4
4つのスレッドを指定し、SampleアプリケーションのBasicデータベースに適用します