REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINE
REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINE構成設定は、ASOキューブがターゲットで、ブロック・ストレージ・キューブがソースで、2つのEssbaseアウトラインが同じ場合、パーティション化された集約ストレージ(ASO)キューブのレプリケーションを最適化します。
REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINE構成は、ターゲットASOアプリケーションにのみ影響し、ブロック・ストレージ・レプリケーションには適用されません。
REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINEは、サーバー、アプリケーションまたはキューブ・レベルで有効にできます。alter database MaxL文をreplication_assume_identical_outline構文とともに使用して、キューブ・レベルのみのレプリケーションの最適化を有効にすることもできます。
構文
REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINE [appname [dbname]] TRUE | FALSE
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appname - オプション。レプリケーションの最適化のために有効にするアプリケーションを指定します。
appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのキューブに適用されます。
設定を特定のキューブに対して有効にするには、アプリケーションとキューブを指定する必要があります。
アプリケーションを指定しない場合、キューブを指定できず、設定はEssbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブに適用されます。
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dbname—オプション。appnameで指定したアプリケーション内で、レプリケーションの最適化を有効にするデータベース(キューブ)を指定します。
dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、ユーザーの指定は無視され、レプリケーションの最適化がEssbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブに対して有効になります。
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TRUE
—アウトラインは同じと想定して、レプリケーションを最適化します。 -
FALSE
—同じアウトラインを想定してレプリケーションを最適化しません。これはデフォルトです。
構成の変更を初期化するには、Essbaseサーバーを再起動する必要があります。
例
REPLICATIONASSUMEIDENTICALOUTLINE AsoSamp.Sample TRUE
レプリケートされたパーティションのターゲットであり、そのアウトラインがソース・ブロック・ストレージ・キューブのアウトラインと同じである場合、ASOsamp.Sampleデータベースのレプリケーションを最適化します。
関連項目
Alter Database (Aggregate Storage) MaxL文に関する項