REPLAYSECURITYOPTION
REPLAYSECURITYOPTION構成設定では、ログに記録されたEssbaseトランザクションの再実行時に使用されるユーザー・セキュリティ設定を指定します。
構文
REPLAYSECURITYOPTION n
n—ユーザー・セキュリティ設定を指定する整数。有効な値は次のとおりです:
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1 - (デフォルト)当初トランザクションを実行したユーザーのセキュリティ設定を指定します。そのユーザーが存在しなくなっているか、そのユーザーのユーザー名が変更されていた場合は、再実行操作は失敗します。
元のユーザーの名前で別のユーザーの名前を変更することはお薦めしません。名前を変更したユーザーのセキュリティ設定が元のユーザーのセキュリティ設定と一致せず、トランザクションが不正確なセキュリティ設定で実行される可能性があるためです。
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2 - 再実行操作を行う管理者のセキュリティ設定を指定します。
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3 - 当初トランザクションを実行したユーザーのセキュリティ設定を指定します。そのユーザーが存在しなくなっていたり、そのユーザーのユーザー名が変更されていた場合は、再実行操作を行う管理者のセキュリティ設定が使用されます。
構成の変更を初期化するには、Essbaseサーバーを再起動する必要があります。
関連項目
Alter Database MaxL文 (replay transactionsを指定)に関する項