サーバー・レベルの構成プロパティの設定

サービス管理者の役割がある場合、サーバー・ドメインのessbase.cfgを使用してOracle Essbaseサーバー・プロパティを構成できます。サーバー構成プロパティは、Essbaseインスタンス上のすべてのアプリケーションおよびキューブに適用されます。

ほとんどの場合、Essbaseサーバー・マシンでessbase.cfgを変更することはお薦めしません。ほとんどの構成は、アプリケーション・レベルでの設定に適しています。ただし、場合によっては、サーバー構成の編集が必要になることがあります。

Essbase 21cの場合、essbase.cfg<Domain Root>/<Domain Name>/config/fmwconfig/essconfig/essbaseにあります。環境内のどこにあるか不明な場合、詳細は、Essbaseプラットフォーム内の環境の場所に関する項を参照してください。

次のステップに、サーバー・レベルのプロパティおよびその対応する値を構成する方法を示します。

  1. Essbaseサーバー・マシンにアクセスします。
  2. essbase.cfgに移動します。例: <Domain Root>/<Domain Name>/config/fmwconfig/essconfig/essbase/essbase.cfg
  3. essbase.cfgをテキスト・エディタで開きます。
  4. プロパティ名および必要な値を入力します。たとえば、AGENTPORT 1425です。
  5. essbase.cfgを保存します。
    サーバーの起動、停止および確認に関する項の説明に従って、次にEssbaseサーバーを停止して再起動するときに、構成の変更が有効になります。

使用できる各構成プロパティの構文および情報は、「構成設定リスト」を参照してください。