SSBULKGRIDPROCESSING

EssbaseでXOLAPの非対称グリッドAPI問合せを最適化する場合は、SSBULKGRIDPROCESSING構成設定を有効にします。最適化を適用できるのは、SSOPTIMIZEDGRIDPROCESSINGがfalseの場合のみです。

構文

SSBULKGRIDPROCESSING [appname [dbname]] ON | OFF

appname - オプション。バルク・グリッド処理が設定されるアプリケーションを指定します。

appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのキューブに適用されます。

設定を特定のキューブに対して有効にするには、アプリケーションとキューブを指定する必要があります。

アプリケーションを指定しない場合、キューブを指定できず、設定はEssbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブに適用されます。
dbname—オプション。appnameで指定したアプリケーション内で、バルク・グリッド処理を設定するデータベース(キューブ)を指定します。

dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、指定は無視されます。
ON—Essbaseは非対称グリッドAPI問合せをXOLAP用に最適化します。
OFF—Essbaseは非対称グリッドAPI問合せをXOLAP用に最適化しません。

デフォルト値はOFFです。

構成の変更を有効にするには、Essbaseサーバーを再起動する必要があります。

例

SSBULKGRIDPROCESSING ON

Essbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブでグリッド・クライアント操作に対してバルク・グリッド処理を有効にします。