TRIGMAXMEMSIZE

TRIGMAXMEMSIZE構成設定は、Essbaseがトリガー機能に割り当てることができる最大メモリー量を指定します。

構文

TRIGMAXMEMSIZE [appname [dbname]] memsize
  • appname - オプション。指定したアプリケーションのすべてのキューブに使用可能なメモリー・キャッシュを設定します。

  • dbname—オプション。指定したデータベース(キューブ)に使用可能なメモリー・キャッシュを設定します。キューブを指定した場合、それに含まれるアプリケーションを指定する必要があります。

  • memsize—使用可能なメモリーキャッシュ・サイズ(バイト)。デフォルト: 4096バイト。最小: 4096バイト。最大: 8388608バイト(8MB)。memsizeをゼロ(0)または負数を設定すると、すべてのトリガーが無効になります。

説明

TRIGMAXMEMSIZEは、Essbaseのトリガー機能で使用可能な最大メモリー量を指定します。トリガー機能を使用すると、キューブのデータの変更を効率的にモニターできます。データが指定したルールに違反すると、Essbaseはファイルに情報をログ記録するか、電子メール・アラートを送信します。

ノート

メモリーをバイト単位で指定する必要があります。最大の8388608バイトを超えたサイズを指定すると、Essbaseでは、自動的にサイズが8388608バイトに設定されます。

TRIGMAXMEMSIZE 12288 

トリガー機能の最大メモリー・キャッシュを12288バイト(12 K)に設定します。設定は、Essbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブに適用されます。

関連項目

create trigger (MaxL文)に関する項

display trigger (MaxL文)に関する項

alter trigger (MaxL文)に関する項

drop trigger (MaxL文)に関する項