@BETWEEN

Essbaseの@BETWEEN計算関数は、2つの文字列間のメンバー名を返します。

この関数は、名前文字列値が、指定された2つの文字列トークンの間(両端を含む)にあるすべてのメンバーのメンバー・セットを返します。メンバー名はアルファベット順に評価されます。

この関数は、一意の重複した名前のアウトラインで使用できます。

構文

@BETWEEN (firstToken , secondToken, topMbrInHierarchy)

パラメータ

firstToken

topMbrで指定したメンバーで始まる、アウトラインのメンバーと比較するための最初のトークン文字列値。

secondToken

topMbrで指定したメンバーで始まる、アウトラインのメンバーと比較するための2番目のトークン文字列値。

topMbrInHierarchy

メンバー検索のベースにするアウトライン内のメンバーの完全修飾名。指定したメンバーとその別名、およびそのすべての子孫が検索に含まれます。

アウトライン全体を検索するには、このパラメータに空の文字列("")を指定します。たとえば、@BETWEEN("200-10","200-20", "")です。

次の例は、次の重複名のアウトラインに基づきます。

Product
   100
      100–10
         100–10–10
      100–20
      100–30
   200
      200–10
      200–20
      200–30
   300
      300–10
      300–20
   Diet
      100–10
         100–10–11
      200–10
      300–10
   Bottle
      200–10
      300–20
@BETWEEN("200-10", "200-20", "Product")

[200].[200-10]、[200].[200-20]、[Diet].[200-10]、[Bottle].[200-10]の各メンバーを返します。