GetRoundDate
EssbaseのMDX GetRoundDate関数は、指定されたdate_partに対して、標準のグレゴリオ暦に従って、入力日付を入力時間間隔に丸めた日付を返します。
構文
GetRoundDate ( date, date_part )
パラメータ
- date
-
入力日付を表す数値。数値は、1970年1月1日の午前0時以降に経過した秒数です。この数値を取得するには、Today()、TodateEx()、GetFirstDate()、GetLastDate()またはDateRoll()のいずれかの関数を使用します。
メンバーの日付/時刻型属性プロパティを使用して、この番号を取得することもできます。例:
Product.currentmember.[Intro Date]
は、コンテキスト内の現在の製品の発売日リリース日を返します。[Cola].[Intro Date]
は、"Cola"製品の発売日リリース日を返します。 - date_part
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標準カレンダの定義済時間コンポーネント:
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DP_YEAR: 入力日付の年。
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DP_QUARTER: 入力日付の四半期。
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DP_MONTH: 入力日付の月。
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DP_WEEK: 入力日付の週。
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例
今日の日付が2022年4月15日であるとします。
GetRoundDate(Today(), DP_YEAR)
年に丸めた日付である2022年1月1日を返します
GetRoundDate(Today(), DP_QUARTER)
四半期に丸めた日付である2022年4月1日を返します
GetRoundDate(Today(), DP_MONTH)
月に丸めた日付である2022年4月1日を返します
GetRoundDate(Today(), DP_WEEK)
週に丸めた日付である2022年4月15日を返します