JulianDate

UNIX日付が指定された場合、EssbaseのMDX JulianDate関数は、ユリウス日付を返します。

構文

JulianDate ( date )

パラメータ

date

入力日付を表す数値。数値は、1970年1月1日の午前0時以降に経過した秒数です。この数値を取得するには、Today()、TodateEx()、GetFirstDate()、GetLastDate()またはDateRoll()のいずれかの関数を使用します。

メンバーの日付/時刻型属性プロパティを使用して、この番号を取得することもできます。例: Product.currentmember.[Intro Date]は、コンテキスト内の現在の製品の発売日リリース日を返します。[Cola].[Intro Date]は、"Cola"製品の発売日リリース日を返します。

ノート

  • この関数は、UNIXの日付をユリウス日またはMicrosoft Excelで認識される1900日付システムに変換するのに役立ちます。

  • 1900日付システムでは、サポートされる最初の日は1900年1月1日です。日付を入力すると、その日付は1900年1月1日からの経過日数を表すシリアル番号に変換されます。たとえば、1998年7月5日を入力すると、Microsoft Excelは日付をシリアル番号35981に変換します。デフォルトでは、Microsoft Excel for Windowsは1900日付システムを使用します。

戻り値

この関数は、ユリウス日を表す数値であるjuliandateを返します。この数は、ユリウス暦の紀元前4713年1月1日のグリニッジ標準時正午から経過した日数と分数の連続カウントです。

ノート:

1900日付システムを使用するExcelワークブックの場合、(JulianDate - 2415018.50)は、1900日付システムに従って連続したシリアル番号を取得します。

次の問合せは、2007年3月のCalifornia市場での1900日付システムでのすべてのColaの月間総売上高とその発売日を返します:


WITH MEMBER 
 Measures.[Product Intro Date] 
AS 
 'JulianDate(Product.CurrentMember.[Intro Date]) – 2415018.50'
SELECT
 {Measures.[Product Intro Date], Measures.Sales}
ON COLUMNS,
 {Colas.Children}
ON ROWS
FROM Sample.Basic
WHERE 
 (California, [March 2007], Actual);

関連項目

UnixDate