@MINS
Essbaseの@MINS計算関数は、メンバー・リストの式の結果から最小値を返します。欠落値またはゼロ値をスキップするオプションがあります(空の値を無視できない@MINとは対照的です)。
構文
@MINS (SKIPNONE | SKIPMISSING | SKIPZERO | SKIPBOTH, expList)
パラメータ
ノート
例
どちらの例でも、Sample Basicと類似のデータベースを想定しています。Measuresディメンションには、COGS (売上原価)とOtherInc_Exp (その他の収入と費用)の2つのメンバーが含まれます。データには、0と#MISSING
の値を含めることができます。
例1
Qtr1_Min = @MINS(SKIPBOTH, Jan:Mar);
この例では、Measuresディメンションのすべてのメンバーの#MISSING
と0の値を無視します。この例では、次の結果が得られます。
Jan Feb Mar Qtr1_Min
======== ======== ======== ========
COGS #MISSING 1500 2300 1500
OtherInc_Exp -500 -350 0 -500
例2
Qtr1_Min = @MINS(SKIPNONE, Jan:Mar);
この例には、Measuresディメンションのすべてのメンバーについて、#MISSING
と0の値が含まれ、次の結果が生成されます。
Jan Feb Mar Qtr1_Min
======== ======== ======== ========
COGS #MISSING 1500 2300 #MISSING
OtherInc_Exp -500 -350 0 -500
関連項目