ルールのアクセスと編集

Essbase Webインタフェースでルール・エディタを使用して、ディメンション構築ルールにアクセスしそれを編集します。

前提条件: ギャラリからキューブをインポートします。次の説明は、Sample Basicが構築済またはインポート済であることを前提としています。

  1. Essbase Webインタフェースにログインします。

  2. 「アプリケーション」ページでアプリケーションを開き、データベース(キューブ)を開きます。

  3. 「スクリプト」タブを選択して、「ルール」をクリックします。


    「スクリプト」タブが選択され、Essbase Webインタフェースで「ルール」タイルが強調表示されています。

  4. 「Dim_Product」をクリックします。これは、Sample Basicに関連付けられているディメンション構築ルールの名前です。

    「Dim_Product」ルールをルール・エディタで開きます。


    「Dim_Product」ルールが開かれた「ルールの編集」ダイアログ。フィールド1には、Product、Parentのラベルが付けられています。フィールド2には、Product、Childのラベルが付けられています。フィールド3と4には、Product、Property、Childのラベルが付けられています。使用可能なプレビュー・データが存在しないため、フィールド定義の下には空行が示されます。

    フィールドは、メタデータで定義されています。このメタデータにより、ソース・データ・ファイルの予期されるフォーマットを特定します。このルールは、キューブのインポート時にアプリケーション・ワークブックによって自動的に作成されたものであるため、それらに該当する定義はすでに存在しています。

    すべてのフィールドは、Productディメンションに関連付けられています。このルールは、親子による構築方法を使用しています。フィールド1は、親メンバーを予期して設計されています。フィールド2は、フィールド1の子を予期しています。フィールド3と4は、フィールド2の子メンバーのメンバー・プロパティを識別するために予約されています。フィールド5から9は、子に関連付けられた別名です。

    このルールをデータ・ファイルに関連付けるまで、表示されるプレビュー・データはありません。そのため、フィールド定義の下側は空行(レコード)になっています。

  5. ここで、ソース・データ・ファイルをルールに関連付けて、フィールド定義がソース・ファイル内のレコードに正しくマッピングされていることをプレビューして確認します。「ソース・プロパティ」をクリックします。

  6. 「ファイル・プロパティ」をクリックします。


    「ファイル・プロパティ」タブが強調表示されている「ソースの編集」ダイアログ

  7. 「ファイルの選択」では、Productディメンションの構築に使用するソース・データ・ファイルまで移動します。カタログ(Dim_Product.txt)で、Sample Basicの現在のキューブ・ディレクトリを調べます。

  8. リストからDim_Product.txtを選択して、「選択」をクリックします。

    このファイルにはヘッダー・レコードがなく、カンマ区切りになっているため、すべてデフォルト設定のままにして「データのプレビュー」をクリックできます。

    ノート:

    プレビューに表示されるレコード数を増やすには、「ファイル・プロパティ」タブの「データ数のプレビュー」を大きくします。最大のプレビュー・サイズは、500レコードです。

    Dim_Productルールには、フィールドにマップされたプレビュー・データが移入されます。


    Dim_Productルールを開いた「ルールの編集」ダイアログで、フィールド定義の下側の行に移入されているデータをプレビューします。

    プレビューの空白のセルは、ソース・データのnull値("")に対応します。