パフォーマンスの再構築を改善するアクション

Essbaseデータベース再構築のパフォーマンスを向上させるためのアクションを実行できます。

ディメンションを頻繁に変更する場合は、そのディメンションを疎にします。

Essbaseで必要なデータベースの再構築を実行するタイミングを制御するには、増分再構築を使用します。

マルチプロセッサ・システムでは並列再構築を検討します。

変更したアウトラインを保存するときには、必要な再構築の量を最も少なくする再構築オプションを選択します。「変更したアウトラインを保存するためのオプション」を参照してください。

並列再構築

Essbaseブロック・ストレージ・キューブの並列再構築は、RESTRUCTURETHREADS構成設定を使用して指定した複数のスレッドに作業を分割することで、再構築時間を短縮するのに役立ちます。

デフォルトでは、ブロック・ストレージの再構築は連続して実行されます。ブロックが最初から最後まで再度番号付けされ、再形成されるため、処理に時間がかかります。並列再構築では、使用可能なプロセッサ・コアを使用するために作業を複数の同時スレッドに分割することで、再構築の時間を短縮できます。計算は再構築とは別に実行されるため、各ブロックは他のブロックから独立して再構築されます。

ブロックはn個のグループに分割されます。nは、再構築スレッドの数です。この分割は、レベルのキーの数がn以上になるまで、インデックスBTreeの大きさを走査することにより実行されます。キーの数がnを超えるレベルがない場合には、再構築スレッドの数もそれに応じて減少します。

使用する再構築スレッドの数は、RESTRUCTURETHREADS構成設定を使用して定義されます。RESTRUCTURETHREADSが定義されていない場合、デフォルトは1スレッドです。

ノート:

並列再構築操作では、スレッドは動的には作成されません。かわりに、設定されている数のスレッドが、事前作成済のスレッドのプールから使用されます。WORKERTHREADS構成設定を使用してスレッド・プールのサイズをカスタマイズできます。

変更したアウトラインを保存するためのオプション

データベースの再構築をトリガーするアウトライン変更を保存すると、Essbase Webインタフェースに再構築オプションが表示されます。再構築時にデータ値の処理方法について、いずれかのオプションを選択します。すべてのデータを保持、すべてのデータを破棄、レベル0のデータのみを保持、または入力データのみを保持できます。


データベース再構築オプション: 1つ選択します。すべてのデータ、すべてのデータの破棄、レベル0のデータまたは入力データ。

データベースにデータが含まれている場合は、サーバー上にデータベースのバックアップ・コピーを作成するために十分な空きディスク・スペースが必要です。バックアップにより、再構築プロセス中の異常終了によってデータベースが破壊されることがないようにします。

Essbaseで再構築不要のメッセージが表示されることがありますが、その場合でもインデックスのみの再構築は実行されます。これは、疎ディメンションに変更を加えた場合に発生する可能性が高くなります。再構築操作の取消を試みると、Essbaseによって取消不可のメッセージが発行されることがあります。このようなメッセージが表示された場合は、Essbaseで最終的なクリーン・アップが実行中のため取り消せません。