ブロック・ストレージ・データベースの制限

メンバー、セル、ブロック、ディメンション、別名表、並列スレッド、リンク・レポート・オブジェクト、およびEssbaseブロック・ストレージ・データベースのその他のアーティファクトには、ここで指定する制限があります。

次の制限は、ブロック・ストレージ・データベースに関連しています。

表A-4 ブロック・ストレージ・データベースの制限

アーティファクト 制限

ブロック・ストレージ・アウトラインのメンバー数

Essbaseのアウトラインに明示的に定義されている約1,000,000のメンバー。

マルチバイト文字を使用しているとメンバー名前が長くなる場合がありますが、許可されるメンバー数が少なくなります。

ブロック・ストレージ・データベースの1ブロック当たりの可能なセル数

64ビット: 228 -1 (268,435,455)

ブロック・ストレージ・データベースの可能な疎ブロック数

疎ディメンションの保管済メンバー、動的メンバーおよび共有しないメンバーの数の積は、次の値以下である必要があります:

64ビット: 2104

タイプが「保管」および「共有しない」のメンバーのブロックが保管されます。タイプが「動的計算」のメンバーのブロックは動的に計算されます。これらは、可能な疎ブロックの数に影響します。共有メンバー(暗黙的な共有を含む)およびラベルのみメンバーは影響しません。

メンバー数の積は、2つの64ビット数を使用して追跡されます。疎ディメンションのメンバー数の積は、アウトラインで定義されている順序で取得されます。最初の64ビット数で積が252を超える場合、2番目の64ビット数へのロールオーバーがあり、積の追跡が0で再開され、252まで進みます。

2番目の数が252の制限に達すると、Essbaseブロック制限エラーが発生します。これを回避するには、アウトラインで異なる順序で疎ディメンションを再配置して、メンバー数の積が252の制限に達しないようにします。

ブロック・ストレージ・データベースのリンク・レポート・オブジェクト

64ビット: 2104

ノート:

セルに添付されたリンク・レポート・オブジェクトを表示または編集するときに、アウトラインに非保管済メンバーがあると、2104になる前に制限されることがあります。この場合、「エラー1140013 無効なセル・アドレスが入力されました。」というエラーが表示されます。アウトラインのディメンションを並べ替えることにより、この制限を回避できます。

別名表の数

56

並列エクスポート・スレッドの数

1024

並列エクスポートの詳細は、export data MaxL文を参照してください。

ブロック・ストレージ・アウトラインのディメンション数

254