レポートの定義

Essbaseデータベースの設計がユーザーの情報要件を満たしていることを確認するには、ユーザーが参照するのと同じ方法でデータを参照する必要があります。ユーザーは、通常、スプレッドシート、印刷されたレポートまたはWeb上で発行されたレポートを通してデータを参照します。オラクル社およびそのパートナは、ユーザー向けレポート作成システムを構築するための多くのツールを提供しています。

データの表示やフォーマットをすばやく行ったり、データベース設計がユーザーのニーズを満たしているかどうかをテストするために、いくつかのツールが役立ちます。たとえば、スプレッドシートに慣れている方はSmart Viewを使用できます。

設計フェーズでは、次のことを確認してください。

  • データのグループ化と順序付け。設計で可能になる交差によって、ユーザーが必要とするデータが提供されますか。

  • 合計のレベル。アウトライン設計の階層をドリルダウンおよびドリルアップするユーザー(たとえばSmart Viewユーザー)はどのような集計レベルを必要としますか。

  • 属性のレポート。データベース設計によって、特定のディメンションまたはメンバーの特性または属性に基づいた分析が容易になりますか。たとえば、16オンスのボトル入りコーラの売上高と32オンスのボトル入りコーラの売上高の比較など、サイズやパッケージングの特定の組合せで売上高を比較する必要がありますか。

事前に設計された使用レポートは、必ず、適切なツールを使用して作成し、テスト・データでテストしてください。設計したレポートによって、元の目的を満たす情報が提供される必要があります。レポートを使いやすくして、データの適切な組合せと、適切な量のデータが提供されるようにしてください。レポートは列や行が多すぎると使用しにくいため、すべてを包含した1つのレポートではなく複数のレポートを作成することや、各ユーザーがディメンションから異なるメンバーを選択するときにすべてのメンバーを表示する必要がないように、ディメンションをレポートの視点にピボットすることが必要になる場合があります。