設計の検証

データを分析して予備のEssbaseデータベース設計を作成したら、ユーザーとともに設計のすべての側面を確認します。データベースがユーザーの分析とレポート作成のニーズを満たしていることは、すでに確認済である必要があります。データベースがすべての目標を満たしていることを確認します。

計算で必要な情報が示されますか。レポートを迅速に生成できますか。集計回数に問題はありませんか。つまり、データベースがユーザーにとって機能するかどうかをユーザーに尋ねます。

設計サイクルの終盤で、実際のデータを使用してテストします。アウトラインは正しく構築されますか。すべてのデータがロードされますか。データベースがいずれかの領域で失敗した場合は、設計サイクルのステップを繰り返して問題の原因を特定します。

Essbaseでは、問題の分離に役立ついくつかの情報源が提供されます。情報源には、アプリケーションやEssbaseサーバーのログ、例外ログなどが含まれます。セキュリティ、計算、レポートまたは一般的なエラー・メッセージに関するトピックなどの、問題に関連するドキュメントのトピックを参照してください。

多くの場合、理想的なデータベース・ソリューションに到達するために、設計プロセスの1つ以上のステップを繰り返す必要があります。