予測関数

Essbase予測関数では、データの補間や将来の値の計算を目的として、データを操作できます。

表17-13 予測関数のリスト

関数 データの操作

@MOVAVG

データ・セットに移動平均を適用し、リスト内の各期間を後続の平均に置き換えます。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@MOVMAX

データ・セットに移動最大を適用し、リスト内の各期間を末尾最大値で置換します。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@MOVMED

データ・セットに移動メジアンを適用し、リスト内の各期間を末尾メジアンで置換します。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@MOVMIN

データ・セットに移動最小を適用し、リスト内の各期間を末尾最小値で置換します。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@MOVSUM

データ・セットに移動合計を適用し、各期間を末尾合計値で置換します。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@MOVSUMX

データ・セットに移動合計を適用し、各期間を末尾合計値で置換します。合計する数に達する前のメンバーに値を割り当てる方法を指定します。

この関数では、データ・セットが平滑化を目的として変更されます。

@SPLINE

一連のデータ・ポイントに平滑化スプラインを適用します。

スプラインは、データを平滑化または補間する数学的曲線です。

@TREND

実測値への曲線当てはめに基づいて将来の値を計算します。

関連項目

将来値の予測