アプリケーションとデータベースの命名規則

アプリケーションとデータベースに命名するときは、次のルールに従います。

  • 非Unicodeモードのアプリケーションとデータベースに名前を付ける場合は、8バイトまでの名前を使用します。

  • Unicodeモードのアプリケーションとデータベースに名前を付ける場合は、30文字までの名前を使用します。

  • 名前ではスペースを使用しないでください。

  • 名前には、次の文字を使用しないでください:

    表B-1 アプリケーション名とデータベース名で制限される文字のリスト

    文字 説明

    *

    アスタリスク

    []

    大カッコ

    :

    コロン

    ;

    セミコロン

    ,

    カンマ

    =

    等号

    >

    大なり記号

    <

    小なり記号

    .

    ピリオド

    +

    プラス符号

    ?

    疑問符

    "

    二重引用符

    一重引用符

    ` バックアポストロフィ

    /

    スラッシュ

    \

    円記号(バックスラッシュ)

    |

    縦棒

    [TAB]

    タブ

  • データベース名には、次のものは使用しないでください:

    • 文字列drxxxxxx (大文字と小文字を区別しません)

    • 予約語Replay

  • 集約ストレージ・データベースの場合、アプリケーション名またはデータベース名に次の語を使用しないでください:

    DEFAULT
    LOG
    METADATA
    REPLAY
    TEMP

アプリケーション名とデータベース名では、大文字と小文字は区別されません。ただし、大文字と小文字を区別するファイル・システムでは、アプリケーション名やデータベース名は、入力したとおりに作成されます。したがって、大文字と小文字を区別するファイル・システムでアプリケーションとデータベースを作成、名前変更またはコピーしたとき、Essbaseでは、同じ名前で大文字と小文字の使用が異なるアプリケーション名やデータベース名が使用できないようになっています。たとえば、すべて大文字のアプリケーション名(NEWAPP)を作成した場合、同じ名前を持つアプリケーションは作成できませんが、名前に大文字と小文字が混在するアプリケーション(Newapp)は作成できます。また、アプリケーション・ファイルとデータベース・ファイルをあるコンピュータから別のコンピュータに手動でコピーしてアプリケーションとデータベースを作成するときは、そのアプリケーションとデータベースのディレクトリ名の大文字と小文字を両方のコンピュータで同じように使用する必要があります。