ディメンション、メンバーおよび別名の命名規則

データベース・アウトライン内のディメンション、メンバーおよび別名に命名するときは、次のルールに従います。

  • 非Unicodeモードのディメンション、メンバーまたは別名に名前を付ける場合は、1024バイトまでの名前を使用します。

  • Unicodeモードのディメンション、メンバーまたは別名に名前を付ける場合は、1024文字までの名前を使用します。

  • 名前では、大文字と小文字の区別を有効にしていない場合には、大文字と小文字が区別されません。

  • 大文字と小文字の区別が有効になっている場合でも、重複メンバー名が有効な集約ストレージ・アウトラインでは、大文字/小文字のみが異なる同じ名前をディメンション名に使用しないでください。たとえば、2つのディメンションに「Product」と「product」という名前を付けないでください。

  • 1つのディメンション内で重複するメンバー名または別名を兄弟として使用することはできません。

  • ディメンション名、メンバー名または別名には、引用符(" ")、大カッコ([ ])、改行またはタブを使用しないでください。

  • ディメンション名またはメンバー名の先頭に、次の文字を使用しないでください:
    文字 説明
    @ アット・マーク
    \ 円記号(バックスラッシュ)
    / スラッシュ
    { } 中カッコ
    , カンマ
    - ダッシュ、ハイフンまたはマイナス
    = 等号
    < 小なり記号
    ( ) 丸カッコ
    . ピリオド
    + プラス符号
    ' 一重引用符
    _ アンダースコア
    | 縦棒
  • 名前の先頭または末尾にスペースを入れないでください。これらは無視されます。

次の語は、ディメンション名、メンバー名または別名には使用しないでください:

  • 計算スクリプト・コマンド、演算子およびキーワード

  • レポート・ライターのコマンド

  • 関数名と関数引数

  • 他のディメンションの名前、他のメンバーの名前(メンバーが共有でない場合)、世代名、レベル名およびデータベースでの別名

  • @_NULL、$$$UNIVERSE$$$および#MISSING

  • sbで始まる名前やBaseなど、サンドボックス・ディメンション用に予約されている語

次に示した語は厳密に禁止されているわけではありませんが、これらの語を使用しても予期しない問題が発生しないことが確実でない場合は使用しないことをお薦めします。

ALL
AND
ASSIGN
AVERAGE
CALC
CALCMBR
COPYFORWARD
CROSSDIM
CURMBRNAME
DIM
DIMNAME
DIV
DYNAMIC
EMPTYPARM
EQ
EQOP
EXCEPT
EXP
EXPERROR
FLOAT
FUNCTION
GE
GEN
GENRANGE
GROUP
GT
ID
IDERROR
INTEGER
LE
LEVELRANGE
LOOPBLOCK
LOOPPARMS
LT
MBR
MBRNAME
MBRONLY
MINUS
MISSING
MUL
MULOP
NE
NON
NONINPUT
NOT
OR
PAREN
PARENPARM
PERCENT
PLUS
RELOP
SET
SKIPBOTH
SKIPMISSING
SKIPNONE
SKIPZERO
TO
TOLOCALRATE
TRAILMISSING
TRAILSUM
UMINUS
UPPER
VARORXMBR
XMBRONLY
#MI