演算子

Essbaseの式には、算術演算子、条件演算子およびディメンション間演算子を含めることができます。算術演算子は、データ値に対して算術演算を実行します。条件演算子は、式ロジックのフローを制御するのに役立ちます。ディメンション間演算子は、特定のメンバー組合せのデータ値を特定します。

式では、次のタイプの演算子を使用できます。

表17-1 演算子のタイプのリスト

演算子のタイプ 説明

算術

共通の算術演算を実行します。

たとえば、値の加算、減算、乗算または除算を実行できます。

「算術演算」を参照してください。

条件付き

条件付きテストの結果に基づいて式の実行のフローを制御します。

たとえば、IF文を使用して指定された条件についてテストできます。

「条件付きテスト」を参照してください。

ディメンション間

特定のメンバーの組合せのデータ値を指し示します。

たとえば、特定の地域の特定の製品の売上の値を指し示すことができます。

「ディメンションをまたぐメンバーの組合せの操作」を参照してください。

#MISSING、ゼロおよびその他の値での演算子の使用の詳細は、#MISSING値およびゼロ(0)値の演算の結果を参照してください。