データベースの再構築

動的計算メンバーを密ディメンションに追加する場合、Essbaseでは、メンバーの値に対して、データ・ブロックのスペースが予約されることはありません。したがって、Essbaseではデータベースを再構築する必要はありません。

動的計算メンバーを疎ディメンションに追加する場合、Essbaseでは、インデックスが更新されますが、関連するデータ・ブロックが変更されることはありません。

Essbaseでは、データベースを再構築する必要がない場合、きわめて高速でデータベース・アウトラインに変更を保存できます。

次の場合、Essbaseでは、データベースの再構築およびインデックスの変更は行われません(Essbaseで、きわめて高速でデータベース・アウトラインのみが保存されます)。

  • 密ディメンションの動的計算メンバーを追加、削除または移動します。

  • 疎ディメンションの動的計算メンバーのストレージ・プロパティを非動的ストレージ・プロパティに変更します。

  • 動的計算メンバーの名前を変更します。

次の場合、Essbaseでは、データベースは再構築されませんが、きわめて高速でデータベースのインデックスが再構築されます。

  • 疎ディメンションの動的計算メンバーを追加、削除または移動します。

次の場合、Essbaseでは、データベースが再構築されます。

  • 密ディメンションの非動的メンバーのストレージ・プロパティを動的計算に変更します。

  • 密ディメンションのストレージ・プロパティを動的計算メンバーから非動的値に変更します。

  • 疎ディメンションの非動的メンバーのストレージ・プロパティを動的計算に変更します。

暗黙的な再構築および明示的な再構築を参照してください。