Essbaseサーバー構成ファイル(essbase.cfg)

構成ツールとサイレンス・モード構成オプションを使用するだけでなく、ファイルを編集することでもEssbaseのサーバー構成を必要に応じて変更できます。

サーバー構成ファイルessbase.cfgは、<Domain Root>/<Domain Name>/config/fmwconfig/essconfig/essbaseにあります。構成ツールを実行すると、次の構成プロパティがessbase.cfgに書き込まれます。

  • AGENTPORTEssbaseエージェント用に予約されたクリア・ポート

  • AGENTSECUREPORTEssbaseエージェント用に予約されたセキュア・ポート

  • ENABLESECUREMODE—Transport Layer Security (TLS)によるセキュア接続モードを有効にした場合はtrue

  • ENABLECLEARMODE—Transport Layer Security (TLS)によるセキュア接続モードを有効にしなかった場合はtrue

  • CLIENTPREFERREDMODEEssbaseクライアント・ツールとの通信に使用される接続セキュリティを示すsecureまたはclear

  • SERVERPORTBEGINEssbaseアプリケーション・サーバー・プロセス用に予約されたポート範囲の開始ポート番号

  • SERVERPORTENDEssbaseアプリケーション・サーバー・プロセス用に予約されたポート範囲の終了ポート番号

  • AUTHENTICATIONMODULEEssbaseのユーザーおよびグループ認証用に選択したモード

  • ASODEFAULTCACHESIZE—集約ストレージ・キューブに関連付けられた集約ストレージ・キャッシュのデフォルト・サイズ

必要に応じてessbase.cfgを編集できます。方法については、Oracle Essbaseの構成リファレンスというドキュメントのサーバーレベル構成プロパティの設定を参照してください。