コマンドライン・インタフェースのダウンロードおよび使用

Essbase Webインタフェースにあるコンソールでデスクトップ・ツールから、WindowsおよびLinuxで使用可能なコマンドライン・インタフェース(CLI)をダウンロードします

  1. Java SE Development Kit 8がインストールされていない場合、Oracle Technology Networkからこれをダウンロードしてインストールします。
  2. JDKインストール・フォルダを指すようにシステムのJAVA_HOME環境変数を設定します。インストール・パスにスペースが含まれる場合は、パスを引用符で囲みます。Windowsでは、JAVA_HOMEの設定後にコンピュータを再起動します。
    システム環境変数JAVA_HOMEがC:\Program Files\Java\jdk1.8.0_171に設定されています

  3. Essbase Webインタフェースで、「コンソール」をクリックします。
  4. 「コンソール」で、「デスクトップ・ツール」に移動して、「コマンド・ライン・ツール」を展開します。
  5. 「コマンドライン・インタフェース(CLI)」というラベルの付いたユーティリティの隣にある、「ダウンロード」「ダウンロード」アイコンのイメージ。をクリックします。
  6. cli.zipをローカル・ドライブにダウンロードします。最適な結果を得るためには、C:\Oracleのように、スペースが含まれないパスを選択します。
  7. cli.zipを解凍して、cliフォルダに展開したファイルを確認します。
  8. コマンドを対話型で発行するには、次のようにします。
    1. esscs.batまたはesscs.shのシェル・スクリプトが格納されたCLIフォルダに移動します。
    2. プロキシを使用している場合は、プロキシを設定します。

      Windowsの場合:

      set HTTPS_PROXY=www-proxy.example.com:80

      Linuxの場合:

      export HTTPS_PROXY=www-proxy.example.com:80
    3. CLIを起動します。

      Windowsの場合:

      esscs login -u MyAdmin -p mypass7YG -url https://192.0.2.1/essbase

      Linuxの場合:

      esscs.sh login -u MyAdmin -p mypass7YG -url https://192.0.2.1/essbase

      その他の例と詳細は、loginコマンドのトピックを参照してください。

    CLIが正しくインストールされていた場合は、サポートされるコマンドのリストが表示されます。
  9. 複数のCLIコマンドを実行するには、任意のシェル・スクリプトにそれらを追加して実行します。
    CLIコマンドが含まれるスクリプトに、CLIログイン文の前に次のディレクティブを含めることをお薦めします。

    Windowsの場合:

    set ESSCLI_ID=%USERNAME%_%random%

    Linuxの場合:

    export ESSCLI_ID=`whoami`_$PPID

    このようにすることで、複数のスクリプトが同時に実行されたときに、セッション情報が格納されるようになり、実行エラーを回避できます。