LEAVES
Essbaseレポート・ライターのLEAVESコマンドは、指定したメンバーの、レベル0のコントリビュートしている子孫(#MISSING以外のデータを持つ子孫)をレポートに追加します。このコマンドは、ディメンションに対してSUPMISSINGROWSを有効にして、レベル0(プライマリ階層)のmbrNameのDESCENDANTSを取得することと同等です。
LEAVESコマンドでは、取得前にメンバーを内部で展開せずに、別のディメンションと相関する(多対多の関係)大規模なディメンションが簡潔に記述されます。
大規模なセットは非常に疎になる傾向があるため、ごく小数のメンバーのみが入力メンバーにコントリビュートし(#Missingではない値を持つ)、返されます。その結果、LEAVESは、同等の空でないDESCENDANTS関数呼び出しよりも少ないメモリー・リソースを消費するため、特に同時ユーザー環境で拡張性が向上します。
構文
<LEAVES mbrName
ノート
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LEAVESコマンドは、集約ストレージ・データベースにのみ適用されます。
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LEAVESコマンドは、レポート・スクリプトのメンバー名を変更するためには使用できません。
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LEAVESコマンドは、行またはページでのみ使用できます。列で使用すると、エラーが返されます。
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LEAVESコマンドを名前と別名のソート・コマンドと組み合せることはサポートされません。メンバーはアウトラインの順序で返されます。
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LEAVESコマンドを、同じディメンションに対する別の選択コマンドと組み合せることはサポートされません。
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LEAVESコマンドを行と列の計算コマンドと組み合せることはサポートされません。
例
<LEAVES("Personal Electronics")
!
この例では、次のレポートが作成されます:
Digital Cameras 1,344,844
Camcorders 2,747,641
Photo Printers 1,325,536
Memory 2,607,186
Other Accessori~ 6,475,762
Boomboxes 1,720,446
Radios 1,657,511
Handheldsが結果セットから省略されました。この値が#MISSINGであるため、Personal Electronicsにコントリビュートしていないためです。
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