LEV
Essbaseレポート・ライターのLEVコマンドは、指定されたレベル名のディメンション内のすべてのメンバーを返します。
構文1
LEV name,dimension
構文2
<LINKコマンドと一緒に抽出コマンドとして使用した場合の構文は次のようになります。
<LEV(dimension,levNumber)
ノート
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レポート・スクリプトでは、デフォルトのレベル名またはユーザー定義のレベル名を使用できます。デフォルトのレベル名の例には、LEV0、LEV1などがあります。
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ディメンション名にスペースが含まれる場合、LEVコマンドを引用符で囲みます。
例
LEV0,Product
Productディメンションからレベル0のメンバーが選択されます。
ZipCodeLev,State
Stateディメンションから、ユーザー定義の世代名ZipCodeLevのメンバーが選択されます。
"LEV1,All Regions"
All Regionsディメンションからレベル1のメンバーが選択されます。
<LINK (<GEN(Market,2) AND NOT <LEV(Market,0))
Marketディメンションの世代2のメンバーが選択されますが、レベル0は含まれません。