MACRO-NAME

MaxLのMACRO-NAMEターミナルは、カスタム定義のEssbase計算機マクロ(CDM)の名前を表します。マクロ名は、マクロ拡張を参照するための簡略化された方法です。

マクロ名は一意の文字列で、先頭が文字または@、#、$、_の記号になっています。名前には、英数字または前述の記号を含められます。マクロ名は@で始めることをお薦めします。マクロは、指定されたアプリケーション内で一意の名前を持っている必要がありますが、グローバル・マクロとローカル・マクロは同じ名前を共有できます。ただし、ローカル・マクロが優先されます。

ローカル(アプリケーション・レベルの)マクロを作成または参照するには、ダブル名を使用します(例: Sample.'@JSUM')。

名前の中で特殊文字が含まれる部分は、MaxL Shellに渡す場合、一重または二重引用符で囲む必要があります。

構文

ローカル(アプリケーション・レベルの)マクロの構文:

name1.name2

グローバル・マクロの構文:

name2
  • name1—アプリケーション名。

  • name2—マクロ名。

name

  • Sample.'@COUNTRANGE'—シグネチャのないアプリケーション・レベルの(ローカル)マクロ名。つまり、引数に制限がないことを意味します。

  • Sample.'@COUNTRANGE(Any)'Sample.'@COUNTRANGE'と同じ。アプリケーションに登録すると、@COUNTRANGEは任意の引数を取れます。

  • '@JCOUNTS' - システム・レベルの(グローバル)マクロ名。

  • '@JCOUNTS(single,group)''@JCOUNTS'と同じですが、引数を制限するシグネチャが付いています。

マクロ署名(入力パラメータ)の詳細は、カスタム定義のマクロ入力パラメータを参照してください。