SORTASC

EssbaseのSORTASCレポート・ライター・コマンドは、メンバー・コマンドに使用する昇順ソート順序を指定します。

構文

<SORTASC

ノート

このコマンドにより、レポート指定のメンバー・コマンドでメンバーがソートされる順序が決まります。このコマンドは、SORTALTNAMES、SORTGEN、SORTLEVELおよびSORTMBRNAMESを含む他のソート・コマンドの前に使用します。SORTASCコマンドを使用すると、以降のすべての選択済メンバーが、文字aまたは最小世代から、文字zまたは最高世代への昇順でソートされます。昇順のソートはデフォルトのソート順序で、SORTDESCコマンドでのみ変更されます。

SORTASCは、CHILDRENまたはDESCENDANTSなどの選択コマンドの前に置く必要があります。ソート・コマンドが使用されていない場合、メンバーは、メンバー・アウトラインに基づいて階層の順番で出力されます。ソート・コマンドは、別のソート・コマンドによってリセットされるまで有効なままになります。

SORTASCは、デフォルト(昇順)のソート順序を復元するために使用できます。これは、以前に指定されたSORTDESCコマンドの効果を戻します。