UNAME

EssbaseのUNAMEレポート・ライター・コマンドでは、データ列に下線を引かずに、先行する行の行名列に下線を引きます。

charが指定されている場合、これは下線文字として使用されます。指定されていない場合は、デフォルトの下線文字の「=」が使用されます。

構文

{ UNAME ["char"] }

パラメータ

"char"

オプション。下線文字として使用される、引用符で囲まれたシングルバイト文字。

ノート

ダブルバイト文字はサポートされません。

次のレポート・スクリプトは、Essbaseファイル・カタログのギャラリにあるDemo Basicキューブ向けに設計されています。コマンド{ UNAME "*"}により、前の行(Television行)の行メンバー名にアスタリスクを使用して下線が引かれます。

<PAGE (Market, Accounts, Scenario)
Chicago Sales Actual

      <COLUMN (Year)
      <ICHILDREN Year

<ROW (Product)

Television
{ UNAME "*"}

VCR
Compact_Disc
     !

前述のレポート・スクリプトの例では、次のレポートが生成されます:


                             Chicago Sales Actual 

                     Qtr1     Qtr2     Qtr3     Qtr4     Year 
                 ======== ======== ======== ======== ======== 

Television          4,410    4,001    4,934    6,261   19,606 
****************                                             
VCR                 3,879    3,579    4,276    4,877   16,611 
Compact_Disc        3,150    3,021    3,032    3,974   13,177