フェデレーテッド・パーティション用のAutonomous Data Warehouseのプロビジョニング

Essbaseフェデレーテッド・パーティションを使用するには、Autonomous Data Warehouseサーバーレスのインスタンスをプロビジョニングし、専用スキーマを作成する必要があります。データベースは、マーケットプレイスのリストを使用してOracle Cloud InfrastructureEssbaseスタックをデプロイする前、またはデプロイメント中にプロビジョニングできます。

次のワークフローでは、フェデレーテッド・パーティションに必要なAutonomous Databaseを作成する方法について説明します。

ヒント:

Essbase 21cのデプロイメント中にAutonomous Databaseを作成およびプロビジョニングする場合は、次のステップをスキップします。かわりに、「フェデレーテッド・パーティション用にマーケットプレイスからEssbaseをデプロイする」を参照してください。
  1. ご自分の組織のOracle Cloud Infrastructureテナンシにログインします。

  2. Oracle Cloud Infrastructureコンソールで、「Oracle Database」をクリックします。


    OCIコンソールのメイン・メニューで「Oracle Database」が選択されている

  3. 「Autonomous Database」で、「Autonomous Data Warehouse」をクリックします。


    OCIコンソールの「Oracle Database」オプションで「Autonomous Data Warehouse」が選択されている

  4. 「リスト範囲」で、正しいターゲット・コンパートメントが表示されていることを確認します。


    essbase-uaという名前のコンパートメントが「リスト範囲」でアクティブになっている

  5. 「Autonomous Databaseの作成」をクリックします。


    「Autonomous Databaseの作成」ボタン

  6. 基本情報領域で、

    1. オプションで、「表示名」を、デフォルトで割り当てられている名前以外に変更します。

    2. 「データベース名」に入力します。


    Autonomous Databaseについて基本情報がすべて入力されています。「コンパートメント」はessbase-ua、「表示名」はessbaseADW、「データベース名」はessbaseADWです

  7. ワークロード・タイプについては、デフォルトの「データ・ウェアハウス」が選択されたままにします。


    「データ・ウェアハウス」が選択されている「ワークロード・タイプの選択」オプション

  8. デプロイメント・タイプについては、「サーバーレス」を選択します。


    「サーバーレス」が選択されている「デプロイメント・タイプの選択」オプション

  9. 構成領域で、

    1. データベース・バージョンを選択します。

    2. OCPU数を選択します。

    3. 割り当てるストレージ容量を選択します。

    4. 自動スケーリング要件を選択します。

  10. 「管理者資格証明の作成」領域で、Autonomous Database管理者のパスワードを定義します。


    「管理者資格証明の作成」には、読取り専用のユーザー名としてADMINが表示されており、2つのパスワード入力フィールドがあります。

  11. 「ネットワーク・アクセスの選択」領域で、

    1. 次のいずれかのアクセス・タイプを選択します:

      • すべての場所からのセキュア・アクセス
      • 許可されたIPおよびVCN限定のセキュア・アクセス
      • プライベート・エンドポイント・アクセスのみ
    2. 相互TLS認証が必要な場合は、このオプションを選択したままにします。

  12. 「ライセンスとOracle Databaseエディションの選択」領域で、ライセンス・タイプを指定します。

  13. 「BYOL」を選択した場合は、エディション(Enterprise (EE)またはStandard (SE))も選択します。

  14. 運用上の通知およびお知らせを受信する電子メール・アドレスを少なくとも1つ入力します。

  15. 「Autonomous Databaseの作成」をクリックします。
    「Autonomous Databaseの作成」ボタン

  16. OCIでAutonomous Data Warehouseがプロビジョニングされるまでには数分かかります。

  17. OCIコンソールの「アイデンティティとセキュリティ」セクションにあるボールトを使用して、Autonomous Database管理者のパスワードを暗号化し保存します。ボールト、シークレットおよび暗号化値の作成を参照してください。