フェデレーテッド・パーティションのワークフロー
フェデレーテッド・パーティションは、Essbaseキューブにデータをロードする必要なく、EssbaseでAutonomous Data Warehouseを直接問い合せることができるタイプのパーティションです。
フェデレーテッド・パーティションを使用するためのワークフローは、次のとおりです。
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フェデレーテッド・パーティション環境の計画を確認します。
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「フェデレーテッド・パーティションの前提条件」を確認します。
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ご自分の組織のOracle Cloud Infrastructureテナンシにログインします。
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オプション: Autonomous Data Warehouseのインスタンスをプロビジョニングします。(かわりに、次のステップの間にプロビジョニングすることもできます)。
ノート:
ここやこのフェデレーテッド・パーティション・ドキュメント内の別の部分でAutonomous Data Warehouseと示されている場合はすべて、Autonomous Data Warehouseワークロード・タイプのOracle Autonomous Database Serverlessを表しています。「フェデレーテッド・パーティション用のAutonomous Data Warehouseのプロビジョニング」を参照してください。
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Oracle Cloud Infrastructureにあるマーケットプレイスのリストから、Essbaseスタックを同じテナンシにデプロイします。「フェデレーテッド・パーティション用にマーケットプレイスからEssbaseをデプロイする」を参照してください。
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ファクト表に使用する新しい空のスキーマを作成します。「フェデレーテッド・パーティションのスキーマの作成」を参照してください。
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Essbaseアプリケーションおよびキューブを作成します。
開始点としてBSOまたはASOアプリケーションおよびキューブを選択します。状況によっては、初期キューブがすでに存在することや、新しいキューブを作成してからその上にフェデレーテッド・パーティションを作成することもできます。
どのタイプのキューブで始めればよいかわからない場合は、「フェデレーテッド・パーティションを使用したEssbaseとAutonomous Databaseの統合」にある比較表を確認してください。
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空のAutonomous Data Warehouseスキーマ内にファクト表を作成します。
ファクト表(およびピボット・ディメンション)に関するガイドラインは、ファクト表とピボット・ディメンションについて学ぶを参照してください。
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EssbaseがAutonomous Data Warehouse上のスキーマにアクセスできるようにする接続を定義します(「フェデレーテッド・パーティションの接続の作成」を参照してください)。
グローバル接続を作成するには、サービス管理者ロールが必要です。アプリケーション・レベルの接続を作成するには、ユーザー・ロールとアプリケーションに対するアプリケーション・マネージャ権限を持っている必要があります。
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Essbase Webインタフェースにログインし、フェデレーテッド・パーティションを作成します(「フェデレーテッド・パーティションの作成」の説明を参照)。
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Autonomous Data Warehouse内のファクト表へのEssbaseデータ・ロード操作を有効にするワークフローを完了します。「フェデレーテッド・パーティションのデータ・ロード」を参照してください。
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フェデレーテッド・パーティションのメンテナンスおよびトラブルシューティングについて学習します。「フェデレーテッド・パーティション・キューブのメンテナンスおよびトラブルシューティング」を参照してください。