フェデレーテッド・パーティションの削除
フェデレーテッド・パーティションは移行されないため、アプリケーションを別のサーバーまたはバージョンに移動する場合、フェデレーテッド・パーティションを削除して新しい環境で再作成する必要があります。
EssbaseとAutonomous Data Warehouse Serverlessの間のフェデレーテッド・パーティションを削除する必要がある場合は、Autonomous Data Warehouse内の関連する表がクリーン・アップされるように、次のアクションを実行します。
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アプリケーション設定で、起動が有効になっていることを確認します。
Essbase Webインタフェースでは、この設定は、「アプリケーションの起動をユーザーに許可」チェック・ボックスで制御します。
MaxLでは、この設定は、次のことによって制御します:
alter application APP-NAME enable startup;
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アプリケーションからフェデレーテッド・パーティションを削除します。この操作によって、Autonomous Data WarehouseからすべてのEssbaseヘルパー表および関連するアーティファクトが削除されます(ただし、ファクト表は削除されない)。
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Essbase Webインタフェースにデータベース・マネージャ以上のロールとしてログインします。
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「アプリケーション」ページで、ターゲット・アプリケーションを展開します。ターゲット・キューブの行で、「アクション」メニューをクリックして、「検査」をクリックします。
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「パーティション」タブを選択します。
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パーティション定義の右にある「アクション」メニューをクリックし、「削除」をクリックします。
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「はい」をクリックしてパーティションの削除を確認し、アプリケーションの再起動を許可します。
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接続は、アプリケーション・レベルで作成されておりフェデレーテッド・パーティションのみを目的としていた場合は削除します。フェデレーテッド・パーティションがグローバル接続を使用して設計されている場合は、接続が組織の追加の目的で使用されている可能性があります。不明な場合は、システム管理者に確認してください。
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データベース・ポートの変更のためにフェデレーテッド・パーティションを削除する必要があった場合は、SQL Developerを使用して、Essbaseで生成された表およびその他のアーティファクトを手動で削除することが必要になることがあります(そのフェデレーテッド・パーティションとともにそれらを削除できなかった場合)。それらの表名は
ESSAV_
で始まります。詳細は、「データベース接続の詳細が変更された場合の対応」を参照してください。