4.6.3 フィルタの追加

対話モード・レポートで行フィルタおよび列フィルタを作成します。

4.6.3.1 フィルタの作成について

問合せでWHERE句を追加または変更して、対話モード・レポートにフィルタを作成できます。

次の2種類のフィルタを作成できます。

  • : カスタム列フィルタを作成します。列を選択し、Oracle標準の演算子(=!=not inbetween)を選択し、比較対象の式を入力します。式では大/小文字が区別されます。ワイルドカードとして、パーセント記号(%)を使用します。選択する列は、現在表示されているものである必要はありません。次に例を示します。

    STATE_NAME like A%
    
  • : カスタム行フィルタを作成します。このフィルタでは、列の別名および任意のOracleファンクションや演算子を使用して、複雑なWHERE句を作成します。次に例を示します。

     G = 'VA' or G = 'CT'
    

    ここで、GCUSTOMER_STATEの別名です。

4.6.3.2 行フィルタの追加、編集および削除

対話モード・レポートに列フィルタを追加、編集および削除するには、「アクション」メニューを使用します。

列フィルタを追加するには:

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「フィルタ」を選択します。
    「フィルタ」ダイアログが表示されます。
  2. 「フィルタ・タイプ」で「列」を選択します。
  3. 「フィルタ」リージョンで、列、演算子および式を指定し、「適用」をクリックします。

    フィルタがレポートの上部の「レポート設定」エリアに表示されることに注意してください。フィルタ名の左にある矢印をクリックすると、フィルタの詳細を表示または非表示にできます。

フィルタを変更するには:

  1. フィルタ名(この例では、Project = 'Discussion Forum')をクリックします。
  2. 選択内容を編集して、「適用」をクリックします。
  3. フィルタを無効にするには、「有効/無効フィルタ」チェック・ボックスを選択します。
  4. フィルタを削除するには、「フィルタの削除」をクリックします。

4.6.3.3 列フィルタの追加、編集および削除

対話モード・レポートに行フィルタを追加、編集および削除するには、「アクション」メニューを使用します。

行フィルタを追加するには:

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「フィルタ」を選択します。
    「フィルタ」ダイアログが表示されます。
  2. 「フィルタ・タイプ」で「行」を選択します。
  3. 「フィルタ」ダイアログで、次のようにします。
    1. 名前: 対象のフィルタを説明する名前を入力します。
    2. フィルタ式: 式を入力します。リージョンの下部で列、およびファンクションまたは演算子を選択します。たとえば、I >=2500では、$2,500より費用がかかるプロジェクトが表示されます。
    3. 「適用」をクリックします。
      フィルタがレポートの上部の「レポート設定」エリアに表示されることに注意してください。フィルタ名の左にある矢印をクリックすると、フィルタの詳細を表示または非表示にできます。
  4. フィルタを変更するには:
    1. フィルタ名をクリックします。
    2. 選択内容を編集して、「適用」をクリックします。
  5. フィルタを無効にするには、「有効/無効フィルタ」チェック・ボックスを選択します。
  6. フィルタを削除するには、「フィルタの削除」をクリックします。