9.7.1 対話モード・レポートの例
対話モード・レポートの例を表示します。
対話モード・レポートは、SQL問合せの結果の書式を設定したものです。エンド・ユーザーは、レポート・レイアウトとデータの表示方法の制御の両方をカスタマイズできます。対話モード・レポートの作成は、アプリケーションの作成ウィザードとページの作成ウィザードの両方でサポートされています。レポートを作成する表を選択するか、カスタムSQL SELECT文を指定する表を選択します。対話モード・レポートは、デスクトップ・アプリケーションでのみサポートされます。
エンド・ユーザーは、「アクション」メニューのオプションを選択することによって、レポートのレイアウトと表示されるデータをカスタマイズできます。たとえば、エンド・ユーザーは、特定の列の非表示または公開、フィルタの適用、ハイライト処理、ソート処理などを行ってレポートのレイアウトを変更できます。また、上級エンド・ユーザーは、ブレーク、集計、チャート、データのグループ化および計算の追加も定義できます。カスタマイズしたレポートは、プライベートまたはパブリックいずれかのレポートとして保存できます。
次に、対話モード・レポートの例を示します。
開発者は各ページに複数の対話モード・レポートを含めることができ、エンド・ユーザーが使用できる機能を制限できます(ダウンロードの無効化や列の非表示のサポートなど)。エンド・ユーザーがレポートを表示する場合、レポート機能はアプリケーションのすべてのレポートで同じです。
対話モード・レポートを表示する場合、エンド・ユーザーはデータの表示方法と対象をカスタマイズできます。デフォルトでは、対話モード・レポートには、検索バー、「アクション」メニュー、列ヘッダー・メニューおよび各行の最初の列の「編集」アイコンがあります。「アクション」メニューのオプションを使用して、ユーザーは、特定の列の非表示または表示、フィルタの適用、ハイライト処理、ソート処理などを行ってレポートのレイアウトを変更できます。また、ブレーク、集計、チャート、グループ化を定義し、ユーザー独自の計算を追加することもできます。カスタマイズしたレポートは、プライベートまたはパブリックいずれかのレポートとして保存できます。
ヒント:
その他の例を表示するには、サンプル・アプリケーションのサンプル・レポートをインストールし、左側のナビゲーション・メニューから「対話モード・レポート」を選択します。生産性およびサンプル・アプリケーションのインストールを参照してください。
関連項目:
『Oracle Application Expressアプリケーション・エンド・ユーザー・ガイド』の対話モード・レポートの使用に関する項
親トピック: 対話モード・レポートの管理