監査証跡について

データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase

監査証跡では、Oracle Analytics Cloud - Essbaseキューブ上のユーザー・アクティビティを追跡します。

Oracle Smart View for Officeでは、Oracle Analytics Cloud - Essbaseに接続するとデータの入力または入力を追跡できます。たとえば、「監査証跡」を有効にすると、アド・ホック・グリッド内の書込み可能なすべてのセルでデータの更新および送信が追跡され、監査証跡にすべての関連アイテムのリストとして表示されます。

Smart Viewは、Smart Viewパネル内のペインで、監査証跡アクティビティをログに記録します。キューブに接続した後、アクション・パネルから「監査証跡」を選択して「監査証跡」ペインにアクセスします。

図23-1 アクション・パネルのコンテキスト・メニューから選択された監査証跡


プライベート接続用のSmart Viewパネル(Basicデータベースが選択された状態)。アクション・パネルで「詳細」アイテムが選択されており、追加メニュー・アイテムがポップアップ・コンテキスト・メニューに表示されています。「監査証跡」メニュー・アイテムは強調表示されています。

「監査証跡」ペインがSmart Viewパネル内に表示されます。たとえば次のようになります:

図23-2 監査証跡ペインの例

Smart Viewパネルの下部に表示される「監査証跡」ペイン。これはアクティビティ・エントリのリストであり、列ヘッダーとして「日付/時間」、「新規の値」、「POV」があります。リスト内の最初のアイテムが選択されています。ペインの下部には、POVとアクションの結果を含む、選択したアクティビティの説明が表示されます。

追跡されるユーザー・アクティビティごとに、次の情報が格納されます。

  • ユーザーID

  • 日付/時間

  • 操作のタイプ

  • コメントまたはリンク・レポート・オブジェクト(LRO)

  • 新規の値

  • 古い値

  • POVメンバー

「監査証跡」ペインには、「日付/時間」、「新規の値」、リンク・レポート・オブジェクト、「POV」のみが表示されます。「監査証跡」内でログ・エントリを選択すると、ペインの下に追加の情報が表示されます。また、そのエントリの詳細をエクスポートして、そのエントリに関するすべての情報を表示できます。

さらに、「監査証跡」ペインのログ・エントリのリストをリフレッシュし、選択したエントリを別のシートに表示し、そのエントリのPOVを確認することもできます。