データ・ソース接続の作成と編集

Narrative Reporting Webでは、管理者が、サーバー開始型リフレッシュで使用されるすべてのExcelベース・ドックレットとリファレンス・ドックレットにおけるすべてのデータ問合せのデータ・ソースを定義します。

Oracle Smart View for Officeは、ユーザーがサーバー・リフレッシュの対象として選択した各シートの各データ問合せに使用されるURLを検出し、Narrative Reporting「データ・ソース」フォルダに定義されている対応するデータ・ソースにそのURLをマップします。Narrative Reporting Webでデータ・ソースが定義されていない場合、Smart Viewのコンテンツは無視されます(リフレッシュされません)。

Narrative Reportingでデータ・ソース接続を作成するには:
  1. ライブラリの「データ・ソース」フォルダから、追加をクリックし、「データ・ソース」を選択します。
  2. データ・ソース名に、データ・ソースのわかりやすい識別子を入力します(ソース製品、サーバーおよびアプリケーションかデータベースの組合せなど)。
  3. 「タイプ」で、データ・ソースのタイプを選択します。

    現時点では、次のビジネス・プロセスを含む「Oracle Enterprise Performance Management Cloud」ソースのみがサポートされています。

    • Planning

    • Financial Consolidation and Close

    • Tax Reporting

  4. 「サーバー名」に、HTTPSプロトコルを含めたデータ・ソース・サーバー名のみを入力します。

    たとえば、Planningに次のデータ・ソースURLがあるとします。

    https://<servername>/HyperionPlanning

    次の部分がサーバー名です。

    <servername>

  5. アイデンティティ・ドメインに、データ・ソース環境のアイデンティティ・ドメインを入力します。
  6. 管理者のユーザーIDとパスワードを入力します。

    ノート:

    接続を作成するデータ・ソースの管理者資格証明を使用してNarrative Reportingにログインする必要があります。たとえば、Planningモジュール管理者がPlanAdminである場合に、Planningモジュール・データ・ソースへのデータ・ソース接続を作成するには、PlanAdmin資格証明でNarrative Reportingにログインする必要があります。ソースでのネイティブ認証に使用するユーザーIDおよびパスワード資格証明を入力します。アイデンティティ・アサーション技術を使用したシングル・サインオンは、サポートされていません。

  7. 接続のテストをクリックします。
  8. 接続に成功したら、アプリケーション名とキューブ名の参照アイコンを選択することで、アプリケーションとキューブを参照して選択できます。

    キューブを選択したら、ディメンション・アイコンをクリックしてディメンション・リストをプレビューします。

  9. オプション: データ・ソース接続を編集するには、接続を選択し、「アクション」メニューから「編集」を選択します。接続を編集する際には、接続名、サーバー、アプリケーションおよびキューブ名を変更できます。

    ノート:

    • 「サーバー名」フィールドでデータ・ソース・サーバーのプロトコル(https://など)を指定する必要はありません。

    • 接続名を変更しても、その接続を使用するレポート・オブジェクトには影響しません。

    • サーバー、アプリケーション、アプリケーション名またはキューブ名を変更すると、その接続を使用するレポート・オブジェクトが新しい宛先をポイントするようになります。

    • セキュリティ上の理由から、データ・ソースを編集する際に管理者資格証明を再入力する必要があります。