サーバー開始型リフレッシュの対象となるシートの選択

Oracle Smart View for Officeで、サーバー開始型リフレッシュで再計算されてリフレッシュされるシートを選択します。ExcelドックレットおよびExcelリファレンス・ドックレットのシートを含めることができます。

サーバー開始型リフレッシュに含めるシートを選択するには:
  1. レポート・パッケージをまだ開いてない場合は開きます。
  2. サーバー開始型リフレッシュに含めるシートが含まれているExcelドックレットまたはExcelリファレンス・ドックレットを開き、チェックアウトします。

    ヒント:

    シートを選択するには、事前にドックレットをチェックアウトする必要があります。

  3. 「Narrative Reporting」リボンで、「検査」をクリックして「プロパティ」ダイアログ・ボックスを開きます。

    「Narrative Reporting」リボンの「検査」ボタン
  4. 「プロパティ」ダイアログで、オプトインタブを選択します。

    デフォルトでは、ワークブック内のどのシートも選択されていません。

    図20-41 「プロパティ」ダイアログの初回起動時: シートが選択されていない状態のオプトインタブ


    ワークブック内の選択可能なシートが表示されている「プロパティ」ダイアログのオプトインタブ。

    ノート:

    オプトインタブは、管理者がサービスでサーバー開始型リフレッシュを有効にした場合にのみ表示されます。

  5. ドックレットのサーバー開始型リフレッシュに含めるワークブック内のシートを選択するアクションを実行します:
    • 「すべてのシートを含める」を選択します。

    • 必要なシートのみを選択します。

    ノート:

    Excelドックレットまたはリファレンス・ドックレットのワークブックは、サイズが3 MB以内であることが必要です。ワークブックのサイズが3 MBを超えている場合は、オプトインタブのすべてのチェック・ボックスが無効になります。

    次の例では、サポートされないグリッド・レイアウトを含む2つのシートがリフレッシュの対象から外されています。

    図20-42 サーバー開始型リフレッシュの対象として特定のシートが選択されたオプトインタブの例


    リフレッシュの対象として複数のシート(すべてのシートではない)が選択された状態の「プロパティ」ダイアログのオプトインタブ。
  6. 「プロパティ」ダイアログで、「保存」をクリックします。
  7. 「チェックイン」「アップロードしてチェックイン」の順に選択して、ドックレットのアップロードとチェックインを実行します。
    「チェックイン」および「アップロードしてチェックイン」コマンドが表示されている「チェックイン」ボタンのドロップダウン・メニューを示しています。ドックレットがまだアップロードされていないため、「チェックイン」オプションが有効になっていません。

    これで、次にNarrative Reporting Webインタフェースでレポート・パッケージにアクセスしたときに、選択したシートをリフレッシュできるようになりました。

  8. レポート・パッケージ内の他の該当するExcelドックレットまたはExcelリファレンス・ドックレットに対して、この手順を繰り返します。
  9. 選択したドックレットとシートでサーバー開始型リフレッシュを実行するには、Narrative Reporting Webインタフェースに移動します。

    「アクション」メニューの「リフレッシュ」オプションで、選択したすべてのドックレットをリフレッシュするかどうかを選択するか、選択したデータ・ソースのドックレットをリフレッシュすることを選択します。詳細は、Narrative Reporting Webからのリフレッシュの開始を参照してください。