接続の変更

プライベート接続の変更、またはOfficeドキュメント内の個別エンティティの接続情報の変更の2つの方法で接続を変更できます。さらに、「接続の編集」コマンドを使用して、Oracle Hyperion Financial Reportingのイメージおよび完全にフォーマットされたレポートの接続を変更できます。

プライベート接続を変更する場合。プライベート接続を変更することで、その接続に関連付けられたすべてのデータ・プロバイダのサーバー、アプリケーションまたはデータベースの情報を変更できます。

接続情報は、接続されているかどうかにかかわらず変更できます。

たとえば、テスト環境でプライベート接続を使用して作業しているとします。本番環境に移行する準備ができたら、プライベート接続のサーバー情報を変更して新しい環境にアクセスします。

この手順は、プライベート接続の変更で説明します。
ドキュメント内の個別エンティティの接続情報を変更する場合。「ドキュメント・コンテンツ」パネルを使用して、ドキュメント内の個別エンティティの接続情報を変更できます。シートごとに接続を変更できます。あるいは、複数のエンティティが含まれているシートで、1つ以上の個別エンティティのサーバー接続を変更できます。

たとえば、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionに接続されているときに、10個のグラフを含む複合ビューを挿入したとします。次に、3つのグラフに別のOracle BI EEサーバーからデータをプルするとします。「ドキュメント・コンテンツ」パネルを使用して、この新しいOracle BI EEサーバーをポイントするように3つのグラフそれぞれの接続情報を変更できます。

この手順は、Officeドキュメント内の接続の変更で説明します。
Officeドキュメント内の個々のFinancial Reportingイメージおよび完全にフォーマットされたレポート・イメージの接続情報を変更する場合。Smart Viewリボンの「接続の編集」コマンドを使用して、Excel、Word、PowerPointのエンティティの接続情報を変更できます。この方法は、部門間でOfficeドキュメントを共有している場合やテスト環境から本番環境に移行する場合に役立ちます。

Financial Reportingのイメージおよび完全にフォーマットされたレポートの変更を参照してください。

ノート:

接続情報を変更する場合は、ポイント先の新規データ・ソースに、前のデータ・ソースのディメンションとメンバーがすべて含まれている必要があります。新規データ・ソースでディメンションまたはメンバーが不足していると、リフレッシュ時にエラーが発生します。