Oracle BIプレゼンテーション・カタログ

Oracle BIプレゼンテーション・カタログ(カタログまたはカタログ・ツリーともいう)は、Smart Viewパネルに表示されます。

カタログ・ツリーには、「カタログのルート」というルート・ノードと、デフォルトで「マイ・フォルダ」および「共有フォルダ」という2つのフォルダが表示されます。

図22-1 Oracle BIプレゼンテーション・カタログまたはカタログ・ツリー


カタログ・ツリーのビューは、サーバー・アドレス、「カタログのルート」ノード、「マイ・フォルダ」および「共有フォルダ」というデフォルト・フォルダを表示します。

「マイ・フォルダ」に保存したアイテムは、フォルダを展開したときにのみ表示されます。他のユーザーが「マイ・フォルダ」に保存したアイテムは、そのユーザーにのみ表示されます。

「共有フォルダ」に保存したアイテムは、BIコンシューマ権限でログオンしているすべてのユーザーが表示できます。ユーザーがBIコンシューマ権限を持っている場合は、他のユーザーが「共有フォルダ」に保存したアイテムも表示できます。

アクセスするフォルダのプロパティ(フォルダ作成者の名前や作成日を含む)を表示するには、カタログ・ツリーでフォルダを右クリックし、「フォルダ・プロパティの表示」を選択します。

カタログ・ツリーのフォルダには、Oracle Analytics CloudOracle Smart View for Officeの両方の分析のリストと、作成されたサブフォルダが含まれます。分析ノード(たとえば、「マイ・フォルダ」の下にある「Area chart2」)を展開すると、そこに格納されているビューのリストが表示されます(たとえば、「Compound View 1」「Table 1」)。

図22-2 分析ノードの下にビューが表示されたカタログ・ツリー


分析ノードが展開され、その内容を表示できます。表示されている特定のノードには、複合ビュー、タイトル・ビュー、表ビューおよび3つのチャートが表示されます。

分析作成者の名前、作成日および更新日などを含む分析のプロパティを表示するには、カタログ・ツリーで分析を右クリックし、「分析プロパティの表示」を選択します。

Oracle Analytics Cloudの任意の分析を選択して編集できます。分析内のビューがSmart Viewで作成された場合は、そのビューをSmart Viewで選択して編集することもできます。

Oracle Analytics Cloudで分析を編集するには、カタログ・ツリーで分析を右クリックし、「アンサーでの分析の編集」を選択します。

このオプションを選択すると、デフォルトのブラウザが起動し、Oracle Analytics Cloudで分析の編集ウィザードが開きます。Oracle Analytics Cloudにまだログオンしていない場合は、資格証明を入力できるログイン・ダイアログ・ボックスが表示されます。Oracle Analytics Cloudで分析を編集するには、BIコンシューマ権限が必要です。

Smart Viewでビューを編集するには、カタログ・ツリーでビューを右クリックし、「ビュー・デザイナでのビューのロード」を選択します。

この場合、ビューはSmart Viewで作成されている必要があります。編集のためにビューにアクセスする他の方法は、「ビュー・デザイナの起動」を参照してください。

カタログ・ツリーからは、表ビュー、ピボット・テーブル・ビュー、グラフ・ビュー、タイトル、複合ビューをSmart Viewに挿入することもできます。「Oracle Analytics Cloudの分析、ビューおよびダッシュボードの操作」を参照してください。