ビューの発行

ビュー・デザイナで作成するアド・ホック・ビュー定義は、Oracle Smart View for Officeを挿入した後、Oracle Analytics CloudOracle BIプレゼンテーション・カタログに発行できます。アド・ホック・ビューを発行すると、複合ビューおよびタイトル・ビューのデフォルト・ビューと適用可能なユーザー作成ビューを使用して、Oracle Analytics Cloudに新しい分析が作成されます。

編集中のビューを発行する際には、Oracle BIプレゼンテーション・カタログでビューを上書きするオプションと、ビューの新しい名前を指定して編集したバージョンを発行し、2つのバージョンのビューをOracle Analytics Cloudに保持するオプションがあります。

Oracle BIプレゼンテーション・カタログにビューを発行するには:

  1. ビュー・デザイナで作成または編集したビュー内にカーソルを置きます。
  2. Oracle Analytics Cloudリボンで、「ビューの発行」アイコン(「ビューの発行」)をクリックします。

    図22-22 「ビューの発行」アイコン


    「ビューの発行」アイコン。
  3. 「レポートの保存」「カタログのルート」の隣の「レポートの保存」ダイアログの「参照」ボタンをクリックし、Oracle BIプレゼンテーション・カタログでビューを保存する場所に移動します。
  4. 「分析名」に名前を入力します。

    編集したビューを発行する際は、同じ名前を指定して編集したビューを上書きすることも、新しい名前を指定して元のバージョンのビューをそのまま保持することもできます。

  5. 「保存」をクリックします。

    保存されるビューのコンポーネントには、デフォルトの命名規則(Table 1、Pivot Table 1、Chart 1など)が適用されます。

例22-1 ノート

  • Smart Viewで作成され、編集されたビューを発行する場合は、上書きできます。

  • ビューがOracle Analytics Cloudで作成されている場合、Oracle BIプレゼンテーション・カタログで既存のビューを上書きしようとすると、エラー・メッセージが表示されます。

  • Oracle Analytics Cloudで行った変更を表示するには、ビューを再挿入する必要があります。

  • 発行後は、次に示すようにビューを変更できます。

    • ビューがOracle Analytics Cloudで作成された場合は、Oracle Analytics Cloudを使用します。

    • ビューがSmart Viewで作成された場合は、Smart ViewOracle Analytics Cloudのいずれかで編集できます。

  • ビュー・デザイナで作成されたビューのデータをリフレッシュできます。

    「ビュー・デザイナ」で作成したアド・ホック・ビューはスナップショットとして残り、カタログに発行された分析との同期は維持されません。

  • Oracle Analytics Cloudでビューに加えた変更は、Excelでレンダリングしたアド・ホック・ビューには反映されません。Oracle Analytics Cloudで加えた変更を表示するには、カタログ・ツリーからSmart Viewの新しいシートにビューを再挿入する必要があります。