データ検証エラーの解決

管理者は、データ検証ルールを設定して、データが会社のガイドラインに準拠していることを保証できます。

クラウド・データ・プロバイダ・タイプ: PlanningFinancial Consolidation and CloseTax Reporting

オンプレミス・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Hyperion Planning

たとえば、管理者は、次の設定を行うことができます。

  • データ検証ルールと呼ばれる、入力するデータの基準

  • データ検証エラーをユーザーに知らせるための背景色

  • 基準の内容を知らせるメッセージ

「データ検証」ペインが「Smart Viewパネル」に表示され、検証エラーを含むセルが検証ルールごとにグループ化されてリストされます。

図5-23はこれらの要素の例です。

図5-23 無効なデータ・セル、データ検証メッセージ、および「Smart Viewパネル」内の「データ検証」ペインを表示するフォーム


TBD

フォーム内のデータがデータ検証ルールの基準に合致していない場合は、このトピックのステップに従ってエラーを修正します。

単一のフォームおよび複合フォームでデータ検証エラーを解決するには:

  1. エラーのあるフォームで、デフォルト以外の背景色が表示されているセルにカーソルを置いて、検証メッセージを表示します。

    通常、管理者は、セルの背景を色付けして表示することで、セルにデータ検証ルール・エラーが含まれていることを知らせます。ポップアップ・テキストに検証ルールが表示されます。


    データ検証エラーがあるセルを示すグリッド。セルC5からG5はオレンジ色になっており、これらのセルの検証エラーを修正する必要があることを意味しています。セルE4、およびE6からE8は青色になっており、これらのセルには修正が必要な別の検証エラーが含まれています

  2. 検証エラーがある各データ・セルをクリックし、データ検証メッセージの指示に基づいて各エラーを解決します。

    「Smart Viewパネル」「データ検証」ペインにリストされているセルをレビューすることで、解決するセルを見つけることもできます。

    TBD

    エラーを解決すると、それらのセルがリストから削除されます。

  3. 複合フォームでは、データ検証エラーがあるフォームごとに、これを繰り返します。

  4. セルに2つ以上のメッセージがある場合は、ポップアップ・メッセージを表示してエラーを解決します。

  5. エラーをすべて解決したら、データを送信します。

    セルの背景色およびデータ検証メッセージがグリッドに表示されなくなり、「Smart Viewパネル」「データ検証」ペインが表示されなくなります。

ヒント:

POVに有効なメンバーが含まれていない場合は、POV内の編集可能なディメンションをクリックして、「<選択のクリア>」を選択することによって、現在のメンバーをクリアできます。その後、有効な交差の定義に含まれているディメンションからメンバーを選択できます。