簡易グリッド
クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase、Planning
オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase、Oracle Hyperion Financial Management、Oracle Hyperion Planning
Essbaseの簡易グリッド
Essbase (11.1.2.1.102リリース以降)またはOracle Analytics Cloud - EssbaseおよびOracle Smart View for Officeでのフリーフォームの動作では、POVメンバーがExcelシートの最初の行に配置されます。列と行のディメンション・メンバーは、POV行の行の後から始まるグリッド上に配置されます。これは、すべてのPOVメンバーがグリッドの一部になることを意味します。
図26-1に、Essbaseの有効な簡易グリッドを示します。Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行1から始まります。
図26-1 列および行ディメンションのみを持つEssbaseの簡易グリッド

図26-2に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。前述したように、行1にはProduct、MarketおよびScenarioのPOVディメンションが移入されます。行と列のディメンションは行2から始まります。
図26-2 Essbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果

図26-3に、Essbaseの有効な簡易グリッドを示します。Productは行1のページ・ディメンションです。Yearは行ディメンション、Measuresは列ディメンションであり、行2から始まります。
図26-3 行1にディメンションを持つEssbaseの簡易グリッド

図26-4に、接続されたシートで「リフレッシュ」をクリックした後の結果を示します。この場合、Productディメンションはすでにシートに配置されているため、行2に移動されます。POVディメンションは行1に配置されます。行と列のディメンションは行3から始まります。
図26-4 行1にディメンションを持つEssbaseの簡易グリッドでのアド・ホック分析コマンドの結果

Planningの簡易グリッド
図26-5に、Planningの有効な簡易グリッドを示します。Yearは行ディメンション、Accountは列ディメンションです。
図26-5 Planningの簡易グリッド

2列×2行レイアウト
図26-6は基本的な2列×2行のレイアウトです。最初の行と列にProductディメンションとMarketディメンションが、2番目の行と列にSalesとYearのメンバーが表示されています。
図26-6 2列×2行のレイアウト
