スタック・ディメンション

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase

同じディメンションの複数のメンバーが含まれている最初の行は、列ディメンションです。この行の上に配置されたすべてのディメンションは、ベージ・ディメンションのルールに準拠していれば、ページ・ディメンションの候補になります。ただし、この列ディメンションと同じ列の上にある("スタックされている")ディメンションが、その他のメンバーを持たないディメンションでもある場合、そのディメンションはページ・ディメンションではなく列ディメンションになります。このようなグリッドは無効です。

図26-9では、ProductはProfitの上にスタックされた列ディメンションです。MarketはProfitの上にスタックされていないため、ページ・ディメンションになります。Scenarioは、Profitの上にスタックされていますが、その行はページ・ディメンションの上側にあるためページ・ディメンションになります。

図26-9 ページ・ディメンションとしてのスタック・ディメンション


前の段落の説明に従って、有効なグリッドを表示しています。

図26-10では、ProductとMarketは、列ディメンションの上にスタックされていて、その他のメンバーが含まれていません。そのため、このグリッドは無効です。

図26-10 無効なスタック列


前の段落で説明した理由のために無効なグリッドを示します。