ディメンション・プロパティの表示

Essbaseリボンにある「プロパティの挿入」コマンドを使用すると、アド・ホック・グリッド内のディメンションのプロパティを簡単に表示できます。

データ・ソースのタイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase
選択したディメンションのプロパティを表示するには:
  1. 操作するアド・ホック・グリッドが、Oracle Analytics Cloud - Essbaseに接続されていることを確認します。
  2. Essbaseリボンで、「プロパティの挿入」を選択します。

    「プロパティの選択」ダイアログが表示され、ディメンションに使用可能なプロパティがリストされます。

  3. グリッドに表示するプロパティは、チェック・ボックスを使用して選択します(図4-9を参照)。

    または、「すべて選択」をクリックして、すべてのディメンション・プロパティを選択します。

    図4-9 複数のプロパティが選択されていることを示す「プロパティの選択」ダイアログ


    Accountディメンションの「プロパティの選択」ダイアログ。プロパティのリストと、各プロパティの横にある選択可能なチェック・ボックスが示されています。
  4. 「OK」をクリックします。

    選択したディメンション・プロパティとその値が、選択したディメンションの左の列に表示されます。グリッドでは、ディメンション・プロパティの見出しが次のように示されます。

    Dimension Name:Property Name

    たとえば次のようになります:

    Account:#ACCOUNTTYPE#

    Account:prop32C

    シナリオ例を示すために、次のグリッドでセルA3のAccountを選択します。


    行内(セルA3)にAccountディメンションと、2つの列ディメンションDim1 (セルB1)およびDim2 (セルB2)がある単純なグリッド

    「プロパティの挿入」をクリックして、図4-9に示すように選択します。

    アド・ホック・グリッドの左側の列に、ディメンション・プロパティが挿入されます。アド・ホック・グリッドは、列Eから始まるようになりました。列AからDには、ディメンション・プロパティ情報が含まれています。


    4つのディメンションのプロパティを挿入すると、アド・ホック・グリッドは右に移動されて列Eから始まるようになります。最初の4列の行2に4つの選択したディメンション・プロパティが含まれ、それらの値が行3に含まれます。

    ディメンション・プロパティが表示されているときに、プロパティがグリッドの左に挿入されていれば、「ズーム・イン」「選択項目のみ保持」などのアド・ホック・コマンドを使用してグリッドの操作を続行できます。

    ノート:

    この機能は、Oracle Analytics Cloud - Essbaseの今後のリリースでサポートされる予定です。

    また、管理者は、Oracle Smart View for Officeで表示するディメンションについて、Oracle Analytics Cloud - Essbaseでデータベースを設定する必要があります。

  5. オプション: ディメンション・プロパティの表示後に、ディメンション・プロパティが含まれている列を削除しても、そのままアド・ホック・グリッドの操作を続行できます。