18 UDSを使用したパフォーマンスの監視

Oracle GoldenGateは、Unixドメイン・ソケット(UDS)を使用して、Extract、Replicatおよびその他のプロセスからデプロイメントのローカル・パフォーマンス監視サーバー・プロセスに監視ポイントを送信します。

デプロイメント用のPerformance Metrics Serverはマシンに対してローカルであり、UDPポートを開く必要がないため、サーバーとの通信にUnixドメイン・ソケット(UDS)を使用する方が安全です。これにより、外部脅威の攻撃対象領域が減少し、全体的なパフォーマンスが向上します。

内容は次のとおりです。

18.1 UDSの機能

Unixドメイン・ソケットは、OracleおよびOracle以外のデータベース用のMicroservicesおよびClassicアーキテクチャで使用できます。

UDSファイルは、デプロイメントの/tempディレクトリにあります。Microservicesの場合、場所は$OGG_HOME/var/tempで、Classicの場合、場所は$OGG_HOME/dirtmpです。

18.2 UNIXドメイン・ソケットでサポートされるオペレーティング・システム

UDSはPerformance Metrics Serverの唯一の通信プロトコルですが、UDPがWindows用に保持されています。UDSをサポートしていないWindowsおよびその他のオペレーティング・システムでは、UDPがデフォルトのパラメータになります。

次のオペレーティング・システムでは、Oracle GoldenGateのUnixドメイン・ソケット(UDS)がサポートされています。

  • Linux、zLinux

  • Solaris Sparc、Solaris x86

  • AIX

  • HP-UX