6 Microservices Architectureのパッチ適用

OPatchを使用したMicroservices Architectureのパッチ適用について学習します。

トピック:

6.1 OPatchを使用したOracleプラットフォームのパッチ適用

パッチをダウンロードしたら、インストールする前に環境を整える必要があります(アンインストールの前にもこれらの前提条件を満たす必要があります)。これを行うには、システムが次の要件を満たしていることを確認します。

  1. パッチのインストール先またはパッチのロールバック元のOracle GoldenGateのバージョンが、Oracle用のOracle GoldenGateリリース21cであることを確認します。
  2. 最新バージョンのOPatchを使用します。最新バージョンがない場合は、次の場所にあるMy Oracle Supportノート224346.1の説明に従ってください。
  3. ORACLE_HOME環境変数をOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに設定します(以後、ORACLE_HOMEと呼びます)。
  4. 解凍した実行可能ファイルの場所、Oracle GoldenGateホームにあるORACLE_HOMEディレクトリおよびORACLE_HOME/OPatchディレクトリが含まれるようPATH環境変数を設定します。
  5. パッチをインストールする際にOPatchがアクセスするOracle Inventoryを確認します。インベントリを確認するには、次のコマンドを実行します。
    $ opatch lsinventory

    コマンドでエラーが表示される場合は、Oracleサポートに連絡し、問題を解決してください。